セミナー2021.07.19

ルール形成戦略・標準化セミナー 2021年8月5日(木)開催のお知らせ

一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会は、2021年8月6日(木)に「グローバル競争・国内市場で勝つルール形成戦略・標準化セミナー~政産官学の視点から考える社会課題起点の新たなルール形成戦略とは~」と題するウェビナーを開催いたします。

税制、製品規格、安全基準など、企業による事業活動はあらゆる場面でルールに直面します。急速に変化するビジネス環境において自社の事業をスケールさせ、またはリスク回避をするため、政府等のステークホルダーに働きかけ主体的にルール形成を行うことは企業成長やイノベーションにとって今や不可欠です。

欧米企業では事業戦略にルール形成戦略を組み込み、国際規格の開発・普及についても戦略的に実行していることが広く知られている一方で、我が国では未だ「ルールは従い、守るもの」という認識が強く、事業戦略の中にルール形成戦略を位置づけ、その中で国際標準化活動等を含む一連のルール形成活動を通じてビジネスに繋げる、あるいは新たに市場を形成していくという考え方が定着していません。

このような状況下において、今年度新設が予定されている取組みの一つに経済産業省の「新市場創造型標準化制度(*)」の枠組みでの「標準化ビジネス戦略検討委員会」があり、ビジネス観点での標準化に悩む事業者に対し、ビジネス観点での標準化をアドバイスすることを目的としています。いかにルール形成や標準化を事業戦略に組み込むか、という経営視点はさらに注目が高まっています。

そこで、今回のセミナーでは、企業に求められるルール形成戦略について政産官学の多角的な視点から示唆を得るため、業界を牽引する3名のアカデミアの講演と会場参加型のパネル討議を行い、議論を深めます。前半では、東京大学公共政策大学院・慶應義塾大学政策・メディア研究科教授の鈴木寛氏から政府におけるルール形成の意思決定プロセス等について、多摩大学大学院客員教授の藤井敏彦氏から官民連携したルール形成戦略の在り方について、一橋大学大学院経営管理研究科教授の江藤学氏から様々なルールのうち、Standard(標準・規格)を活用しつつRegulation(規制)の変更に民間が成功した、もしくは現在行動している様々な事例について、それぞれご講演頂き、後半では会場参加型のパネル討議を行います。

(*)新市場創造型標準化制度:既存の業界団体等では対応できない先端技術等に関する規格の場合に新規で原案作成委員会の立ち上げを支援したり、規格作りのアドバイスを行う制度。

 

【セミナー概要】

主催: 一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会

日時: 2021年8月5日(木)18:00~20:00

形式: Zoomによるオンライン開催 (詳細はお申込み後にご案内します。) 

定員: 100名 (定員を超えた場合は抽選となります。)

会費: 無料 

申込: 

①Peatix(https://jpaa0805.peatix.com

②メール(会社名・参加者全員の氏名・メールアドレスをinfo@j-paa.jpまでご連絡ください。)

 

【プログラム】

■18:00 – 18:10 日本パブリックアフェアーズ協会 概要説明(理事 酒井光郎)

■18:10 – 18:40 講演「政府におけるルール形成の意思決定プロセス」

(東京大学公共政策大学院・慶應義塾大学政策・メディア研究科教授 鈴木寛 氏)

■18:40 – 19:10 講演 「官民連携したルール形成戦略の在り方」

(多摩大学大学院客員教授 藤井敏彦 氏)

■19:10 – 19:40 講演 「ルール作りと標準化」
(一橋大学大学院経営管理研究科教授 江藤学 氏)

■19:40 – 20:00 パネル討議・Q&A

モデレーター:

- 慶應義塾大学大学院経営管理研究科特任教授、日本パブリックアフェアーズ協会理事 岩本隆

 

登壇者:

- 東京大学公共政策大学院・慶應義塾大学政策・メディア研究科教授 鈴木寛 氏

- 多摩大学大学院客員教授 藤井敏彦 氏

- 一橋大学大学院経営管理研究科教授 江藤学 氏

 

【登壇者紹介】

■ 鈴木寛 氏 (東京大学公共政策大学院・慶應義塾大学政策・メディア研究科教授)

東京大学法学部卒業。通商産業省、慶應義塾大学助教授を経て参議院議員(12年間)。文部科学副大臣(二期)、文部科学大臣補佐官(四期)などを歴任。教育、医療、スポーツ、文化、科学技術イノベーションに関する政策づくりや各種プロデュースを中心に活動。現在、大阪大学招聘教授(医学部)、千葉大学医学部客員教授、電通大学客員教授、福井大学客員教授、和歌山大学客員教授、神奈川県参与、神奈川県立保健福祉大学理事、OECD教育スキル局教育2030プロジェクト役員、World Economic Forum Global Future Council member, Asia Society Global Education Center Advisor, Teach for All Global board member, 日本サッカー協会理事、ユニバーサル未来推進協議会会長なども務める。

 

■ 藤井敏彦 氏 (多摩大学大学院 客員教授)

1987年東京大学経済学部卒業、通商産業省(現・経済産業省)入省。1994年ワシントン大学にてMBA取得。 2000年在欧日系ビジネス協議会(於ブラッセル)事務局長、対EUロビイストとして活動。2004年経済産業省 に復帰、通商機構部総括参事官(WTO全般に加え、TPP、レアアース問題などを担当) などを経て、現職。経済産業研究所コンサルティングフェロー、埼玉大学大学院経済科学 研究科客員教授を兼務。日本の対EU ロビイストの草分けであるとともにWTOルール交渉の主席交渉官を務めるなど、世界的ルールメイクに通暁している。

 

■ 江藤学 氏 (一橋大学大学院経営管理研究科 教授)

1985年大阪大学基礎工学部修士課程修了後、通商産業省に入省し産業技術政策の立案に従事、その間米国ニューメキシコ大学客員研究員、筑波大学社会科学系専任講師などを経験。2004年に在仏OECD代表部から帰国後、産業技術総合研究所、経済産業省で基準認証政策を推進。2008年東北大学工学研究科博士後期課程を修了し、一橋大学イノベーション研究センター教授。2011~2013年にJETROジュネーブ事務所長としてスイス赴任した後、2013年よりイノベーション研究センター特任教授、2016年より現職。

 

■ 岩本隆 氏 (慶應義塾大学大学院経営管理研究科 特任教授、日本パブリックアフェアーズ協会 理事) 

東京大学工学部金属工学科卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院工学・応用科学研究科材料学・材料工学専攻Ph.D.。日本モトローラ株式会社、日本ルーセント・テクノロジー株式会社、ノキア・ジャパン株式会社、株式会社ドリームインキュベータ(DI)を経て、2012年より慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)特任教授。外資系グローバル企業での最先端技術の研究開発や研究開発組織のマネジメントの経験を活かし、DIでは、技術系企業に対する「技術」と「戦略」とを融合させた経営コンサルティングや、「技術」・「戦略」・「政策」の融合による産業プロデュースなど、戦略コンサルティング業界における新領域を開拓。KBSでは、「産業プロデュース論」を専門領域として、新産業創出に関わる研究を実施。

 

 

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